KAAZ LSDの種類
KAAZには、2種類(1.5WAYと2WAY)のLSDがあります。プレッシャーリングに2種類の異なるカム溝を設定し、加速時と減速時で異なる効きを選択する事が可能です。
レースの種類、スキル、レベルに合わせて、適切な種類(1.5WAY、もしくは2WAY)を選択することにより、パフォーマンスを最大限発揮できます。
1.5WAY デフ
基本的に、ほとんどのモータースポーツには1.5WAYデフを推奨しています。
加速時には性能が最適化され、その後の減速中には軽い効きとなります。
これはロードレースで究極のトラクションを発揮します。
2WAYデフ
一般的にドリフト競技ではデフをアナログ(ON、またはOFF)に近い状態で完全にロックさせる必要があるため、高いイニシャルトルク、高いカムアングル、最大ロック率を発揮するためのクラッチプレート配列の組み合わせが良い結果をもたらします。
KAAZ 2WAY LSDではエンジンブレーキ(ギヤの噛み合いがスロットル・オフ側)の状態の時も加速時と同様のロック状態を提供し、車体の挙動変化(スイッチバック)をできる限り予測可能な状態に近づけます。
今までギヤ式のLSDでは左右の駆動輪を完全にロックさせる事ができなったため、後輪への動力伝達が不規則となり、膨大な熱量を発生させる場合がありました。
KAAZ の2WAY LSDはシフト中であっても後輪に対する横へのスライド・コントロールを維持する様に設計されており、よりドリフト走行に適したオプションとなっています。